第十五番  神代山  安国寺  臨済宗
久留米市山川町神代2072

0942-43-2668

    
 安国寺は天武天皇の御代、白鳳(白雉)二年(651)、中国の南都東大寺より来朝した萬法唯一大師が萬法寺と号し開山したのが始まり、と伝えられている。この地は古くは武内宿禰の遠孫である神代氏の館があったといわれ、その神代氏が開基となっている。 
 時代は下がって暦応二年(1339)、足利尊氏は国家安泰を祈願するために、諸国に安国寺の建立を発願したが、この安国寺もそのときに号を拝し、月庭和尚を開基として後醍醐天皇の冥福を祈るために再建された。
ご詠歌 ちはやふる 神代のままに やすくにと ゆくすへかけて まもりたまへや


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