無量寺は後水尾天皇の御代、寛永年間(1624〜1643)に創建されており、存慶和尚の開基。もとは原古賀町にあった。お寺に伝わる不思議な話、「昭和9年春の事、悲願は中日の夕刻、本堂前を通りかかったおんなの人は、お堂の中の法然上人像から後光が射しているのを見て驚き、その場に座り込んでしまった。此を見た人が、またびっくりして住職に報告、住職も後光が射している法然上人の像を見て、不思議なこともあるもんだと驚いた。この話はだい評判となり、一目拝みたいという人が押し寄せて来た。しかし残念なことにこの法然上人像は昭和20年8月の空襲により焼失した。 |