大牟田市は北緯33度、東経130度に位置する総面積81.55平方キロメートル、人口約14万人の街です。
東には三池山、西に有明海を望み九州の中心に位置します。大牟田市は石炭産業を中心とした鉱工業都市として発展してきましたが、平成9年には街の発展の礎であった三池炭鉱が百有余年に及ぶ歴史に幕を閉じました。
大牟田の自慢、四百年前、日本のカルタの歴史は大牟田から始まりました。
日本のカルタの歴史はポルトガル人の影響を受けて、16世紀の末ごろ、筑後の三池(現在の大牟田市)で作り始められたといわれています。文献によれば、三池の人々たちによって作られたカルタは、絵柄の美しさや遊びの面白さなどから、全国に広がり、京の都では特にできのいいカルタのことを「三池」と呼んでいました。