中世・近世・筑後の政治・経済の中心的存在として、要な役割を果たし、豊後街道の宿場町として栄えた吉井町。この町では今でも風格のある家が軒を連ねています。白壁に、白黒格子のなまこ壁、グレーの瓦屋根が連なる昔の面影を残した町並みは心ををなごませます。また耳納山麓一帯は西日本一の富有柿の産地として知られ、吉井の柿は糖度・色日本一を誇っています。太古の昔から文明が開けたこの地方には古墳が点在し、考古学上貴重な資料が多くあります。