ふるさと矢部

栗原一登 作詩
伊藤薫  作曲
高田 弘 編曲
唄 ・ 栗原小巻

くにの境を 青垣の 山脈深く 矢部の里 歴史の伝え 胸に秘め 生き抜く日日よ この誇り  咲けよ 石楠花 ふるさとは  永久に うるわし 人情 谷のせせらぎ 水若く 大地を走る 矢部川に かけた願いは 今日もまた 働く村よ この力  谷間 豊かに 茶の香り  開く 野の幸 山の幸

栗原 一登氏

栗原 一登氏

      聳えて 高く巌の峯 名も日向神と 千代かけて 湖畔の四季に 雲を呼ぶ ひろがれ夢よ この村に  かざせば 両手に 陽は赤く  燃える 命の 矢部桜  咲けよ 石楠花 ふるさとは  永久に うるわし 人情

栗原 小巻さん

栗原 小巻さん




大杣矢部の風唄


栗原一登 作詩
中村典正 作曲
高田 弘 編曲
唄   小倉新二
    都川弥生

 嶺の狭霧に 八女津媛 エンヤホー  消えた秘境に 石楠花が  昔語りの エンヤホー 夢に咲く  ホンナコツ エンヤ ホー  矢部の湧き水 流れて遠く エンヤホー  末は有明 命水  茶山 稲田に エンヤホー 春を呼ぶ  ホンナコツ エンヤ ホー  深山 杉山 男の意気地 エンヤホー  お前も来てみろ 枝打ちに  杉の青さが エンヤホー 身にしみる  ホンナコツ エンヤ ホー  うちのババシャン 豊後の生まれ エンヤホー  ひとつ山越え 八十八夜  茶摘みのご縁で エンヤホー 矢部の人  ホンナコツ エンヤ ホー  虹の吊橋 渡ろか君と エンヤホー  谷のせせらぎ 恋の歌  雉子も番の エンヤホー 杣の里  ホンナコツ エンヤ ホー  問わず語らず 日向神さんは エンヤホー  デンと聳えて 八女の主  肩の紅葉が エンヤホー よう似合う  ホンナコツ エンヤ ホー


村歌「ふるさと矢部」の制定

平成二年、村制百周年記念事業の一環として矢部村民の士気を高め、ふるさと矢部のイメージアップを図るため、本村出身の劇作家栗原一登氏に作詩を依頼し、新鋭の作曲家伊藤薫氏の作曲で、村歌「ふるさと矢部」が誕生した。

クラウン・レコード株式会社で、栗原小巻さんがレコーディングし、村制百周年記念式典において盛大に披露され、矢部村にさわやかな新風を吹きこんだのである。

まさに矢部の輝かしい未来を象徴するような村歌で、村内で高らかに歌われている。

同時に栗原一登氏作詩、中村典正氏作曲による「大杣矢部の風唄」という軽快な矢部音頭も発表され、村民に親しまれている。