田中吉政公は関ヶ原の戦で石田三成を捕らえ、その功績により、慶長6年に筑後藩主として入国しました。 柳川城を居城として、有明海、矢部川、筑後川沿岸の開発、それにともなう治水、 利水工事、柳川城の修築、整備による大城郭建設、久留米、福島城の修造、柳川 久留米街道(田中道)、柳川・福島・黒木を結ぶ黒木街道の新設など、多くの業績 を残しています。
この「田中吉政公とその時代」は平成14年10月、田中吉政公と慶長本土居築堤四百年記念祭に発行されました冊子の中の、半田隆夫氏執筆によるものをデジタル化したものです。
    (シニアネット久留米アーカイブ製作班記)