うきうき浮羽のうきは祭りと
ファミリーオリエンテーリング


11月初めには、うきは町の秋を満喫する三大イベント、物産と芸能のうきは祭り、ファミリーオリェンテーリング、柿マラソンがあります。 ファミリーオリエンティテーリングは、まだオリエンテーリングとはいえば森の中が中心だった頃、FM福岡と町役場のとある人が飲みながら「山里のオリエンテーリングがあってもいいんじゃないの?」ともりあがったことから始まりました。今や16回を数える全国でもめずらしいご長寿イベントです。

わいわいてくてく2000人
ご長寿オリェンテーリング

毎回参加の強者も

4時間あまりのコースの途には、史跡あり、清水湧水あり、一の瀬焼きの窯元あり。「道の駅うきは」は「母ちゃ、ん、愛してる一っ」などなど、絶叫声の大きさを競う「ひのおらび」の会場です。チェックポイントのクイズに行く道すがら答えると、閉会式では豪華賞品が。 町の人々との会話を楽しみながら、美味しいものをほおばりながら、買い物しながら、てくてく、てくてく。 このイベントは口づてに広がり'こどもからおじいちゃんおばあちゃんまで、毎年2000人を越す人々がウキハの町を訪れます。打ち上げでは、そのおもてなしの温かさにラジオ局のスタッフが「浮羽から嫁さんもらいたいなあ」と、毎年もりあがるとか。

上/村おこしも国際的。
下/柿や栗が実る秋の浮羽町路をてくてく、てくてく。

全国でも珍しい単純ラジウム温泉でリウマチや神経痛に効果があるとされる筑後川温泉は、雪が降っても中州に余り積もらなかったため、「温泉が眠っているかも」と言う期待のもと昭和55年に地元有志が掘り当てた温泉です。7軒の旅館全て中洲にあり、どの客室からも筑後川を見渡すことができます。

菜の花、鵜飼いに釣り、花火
筑紫次郎に浮かぶ温泉

筑後川温泉と花火大会


杷木インターから3分の「いで湯とフルーツと民陶の里」が1年の内でも尤も賑わうのは5月から10月。 5月20日は筑後川の川開きとともに鮎漁が解禁となり、原鶴温泉と同時に風情ある鵜飼が始まります。温泉街の灯りが川面に揺らぐ頃に鵜舟が出て、鵜匠の巧みな綱さばきで捕まえた鮎は、船の上でそのまま塩焼きにされます。 毎週日曜の朝、農家がとれたての野菜を並べる「うきはのよかもん市」は9年目を迎えました。7月は七夕祭りに、水と炎の祭りと続き、祭り最終日の筑後川温泉花火大会では、3000発の花火が夏の夜空と川面に競演します。


問合せ 筑後川温泉旅館組合 TEL 09437-7-7444
      浮羽町観光協会    TEL 09437-7-5611

上/鵜の食事は鵜飼いがおわってから。ひもをゆるめてもらって腹一杯
魚を食べると24時間空腹のまま、あくる日の出番を待つ。
右/鏡のような筑後川へと映りこむ大輪の花火
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