(正面)従六位 木村重任碑 磋々先生逝去観先生一生勤王之二字可以蔽之乎先生夙王室不振 慣幕府専権与真木保臣等戮力同心謀登庸賢才拡張国力賛王室中 興遂触忌諱囚囹圄及天下勤王之士大起解囚乃東奔西走拮据勉励 竭力干王事不数年而王室中興開維新偉業在昔漢蘇武囚匈奴十有 九年而帰宣帝善其節画其像于麟閣先生幽囚前後十有七年此之蘇 武雖有少差至於百折不撓節操禀烈者有不譲蘇武者朝廷賞之授従 六位蓋亦偉矣先生姓木村名重任字三郎号赤村後廃字以名為通称 筑後久留米人世為有馬公臣考左平次君房実三男妣梶村氏文化十四 年ニ月十八日生干御井郡京都京町天保九年遊江戸入昌平学校傍 受教干謙堂松崎先生十二年遊東海東山北越諸州受水戸会沢正之 藤田東湖二先生指導而帰命為明善堂助教弘化元年七月阿蘭船来 于崎陽奉命探虜情三年閏三月為馬廻組四年六月為郡奉行嘉永五 年三月上書言事触忌諱就囚文久三年五月解囚八月奉命上京為御 親兵隊長十五日任学習院御用掛十八日京師変動七卿走于防於是 謁七卿于防三田尻謀事而帰再為囚慶応三年十一月解囚明治元年 ニ月十四日 再為馬廻組十九日従藩主頼咸公上京三月為側物頭 率藩兵之東京四月任大総督府参謀助補五月奉府命使京師有刑部 判事命以疾辞而帰七月従頼咸公上京八月為徴士任軍務官権判事 二年二月従鳳輦東行五月免職六月賜金三百円賞軍事精勤也十一 月賜白縮緬一匹賞西南騒擾之際竭力于国事也九月補少教正十二 月十日以病歿于篠山町第享年六十有八十二日葬于隈山配土屋氏 生一男一女男日忠雄嗣家女日某先生資性快濶剛毅不屈而勤王蹇 蹇心本乎天性読書不拘章句必撮其要其接人談笑和夷善戯謔不為 虐及其臨大節也雖流離□沛幽囚年久志不可屈是豈人之所能及哉 鳴乎天下有志士勤王唱義而罹奇禍者何□先生則雖遇時之否塞遂 得竭畢生力于王事伸其宿志矣九泉之下幽堂之中亦可以瞑目矣頃 忠雄齊先生之状来使光為碑文光按状叙其梗概使忠雄彫于石如此
明治十八年十二月 久留米 広 瀬 光 撰 太政太臣三条実美公篆額 同 大 坪 方暉書
木村重任碑 |
(正面) 諸 聖 霊 為 薦 福
地蔵菩薩像 |
(右)寛政四壬子年三月下澣 (左) 千手院 本願主 法印快宥 阿闍梨 (裏)追分 博七 府中甼平蔵 中園 文平 山田屋伊八 荒川 三太夫 所々 志施主中 (台座) 御城内 七ヶ所 施 主 京隈 唐津屋喜三郎 唐津屋喜右衛門 万屋平三郎 米屋弥吉 阿志岐赤司氏 府中甼興三郎 同 甼喜左衛門 同 甼三郎右衛門 同 甼七三郎
(正面) 竹堂今村先生墓 (左) 先生姓今村幼名忠次郎實名義勝稱直内號竹堂 父三原志津摩義和母矢賀部氏以寳暦十三癸未 (裏) 歳十二月八日先生於筑後国御井郡府中驛自幼 □敏及長就學師事於高山先生没而後又遊于京 師従學於西依先生業己成退帰郷里諄諄僧徒無 我寝病終于上妻郡新庄村寓舎実文化二乙丑歳 春三月二十一日也春秋四十有三越三 日而葬于御井郡府中駅西隈山先塋之側
今村竹堂の墓 |
(正面) 慶安元戊子年 □修権大僧都 大越家玄忠法印 十一月十五日
所在地 高良山下
(矢取、参道入口) (右柱) 奉 寄 進 (左柱) 大正六年一月吉日
愛宕神社配置図 |
(裏面) 世話人 森光 茂市 上村幾太郎 堤 丑太郎 塚本 熊七 丸山 徳蔵 遠藤 岩雄 山形 仁
(正面・上段)
玉垣配置図 |
一、金参拾円 久留米市通二 松本芳五郎 一、金参拾円 久留米市通八丁目中 一、金拾六円 八女郡辺春町 倉八金次郎 一、金拾円 永田 正登 一、金拾円 大坪 住登 一、金拾円 塚本 熊七 一、金拾円 八女郡三河村区中宮野
愛宕神社石馬像 |
(下段) 一、金六円 堤丑 太郎 一、金六円 上村幾太郎 一、金五円 久留米市通三 本村次兵衛 一、金五円 久留米市東町 飯田 安蔵 一、金五円 仝 所 三原惣太郎 一、金五円 藤崎 常蔵 一、金五円 長門石甚吾 一、金五円 山形 仁 一、金五円 森光 茂市 (左・上段) 一、金壱円 高山 松平 一、金壱円 山川村 権藤 荘馬 一、金壱円 仝 稲吉喜次郎 一、金壱円 仝 大石 繁蔵 一、金壱円 仝 熊谷 精一 一、金壱円 国分町 水田 精一 一、金壱円 橋口 銭蔵 一、金壱円 高田 万蔵 一、金壱円 鐘ヶ江善作 一、金壱円 青木 友平 一、金壱円 上野 佐中 一、金壱円 本河市三郎 一、金壱円 青木 喜蔵 (中段) (下段) 一、金壱円 御船芳太郎 一、金壱円 渡辺 定 里村巳之吉 山本 孫作 本田博次郎 渡辺 義貴 金子 梅吉 遠藤 岩雄 小川武次郎 上野 庄作 瓦林 惣吉 小野 亀吉 萩野 止吉 北原恒太郎 樋口 巖 堤 元吉 山田 留吉 大鶴 大造 山形 鯛三 辻田勝太郎 大坪舛一郎 中西勝太郎 丸山 茂平 青柳 良吉 鹿子木 茂 大鶴七五三吉 上野 作次 上野 左中 本河市三郎 青木 喜蔵 (右・上段) 一、金参円 久留米市 一、金参円 呉服町 末次喜太郎 一、金参円 山川村 豊福 政吉 一、金参円 仝 豊福 亀次 一、金七拾五圓 競馬世話人 吉田 安平 渡辺 寿助 井上清次郎 井上 茂吉 松本 鶴吉 池田 勘次 古賀 久平 大和 勝蔵 堺 利八 池田 孫市 小川 弥平 塚本 弥市 稲吉 文七 堺 佐平 森田辰次郎 渡辺 吉次 橋口 勝次 青柳喜三郎 池田 勘次
(上段) 明治四十三年六月二十三日新設 愛宕社旗竿石基紀念碑 寄 附 人 名 金五円 林 □太 金三円 森田 □□ 金三円 青柳 末吉 金三円 江頭 永次 金貳円五十銭 長門石甚吾 金弐円 野瀬 □□ 金弐円 清田 称作 金弐円 青柳 倉吉 金弐円 原武 佐蔵 金弐円 末次 □□ 金弐円 野瀬 文平 金弐円 権藤 □□ 金弐円 大坪 利助 金弐円 山形 仁
(下段) 金壱円 丸山 徳三 発起人名 上野 □作 金弐円 □□□□□ 小野亀太郎 金弐円 □□□□□ 古賀 末吉 金弐円 水田 嘉平 里村 □吉 金弐円 □□□□□ 平田竹次郎 金弐円 □□□□□ 山本森太郎 金弐円 西村 万吉 北原 常吉 金弐円 □□□□□ 東市 太郎 金弐円 遠藤 岩 岩木 寅吉 樋口 巌 近藤 惣吉
(正面) 奉 寄 進 (裏) 寛政三辛亥年 (左・右)原古賀町七丁目 三崎屋喜平次 八月十九日
(右)奉寄進 鳥居一基 (左)天保九戊戊六月 吉祥日
@(正面)奉寄進 弘化二己歳 十月吉祥日 (左)府中 緒方 吉次 宿役馬持中 A府 中 角屋 太平 篭屋 才吉 B府 中 角屋 直八 鍋屋忠忠八 C府 中 八木屋喜蔵 新屋 儀市 D府 中 橋口屋又吉 橋口屋典吉 E府 中 長崎屋藤吉 米屋 重蔵 F櫛 原 渡辺喜右衛門 中原 敬蔵
愛宕神社を望む |
@(正面) 奉寄進文化二乙歳 十月吉祥日 (右)豊後竹田城下本町 衛藤兵蔵 江戸御鋳物師 勝五郎 A櫛 原 渡辺喜右衛門 中原 敬蔵 B住吉村中 藤 田 邑 良助 C祈祷院村 茶屋組 田 代 両 邑 酒 井 馬持中 D高塚村 馬持中 濱 村 馬持中
奉寄献盥盤 愛 宕 社 享保五龍集庚子二月(一七二〇)
@奉献石馬壱頭 A世話人 内国通運分社 府中町馬持中 B施主 近駅郷 馬持花有志中 C明治九丙子三月吉日 D石工 長野村 山下犬八
久留米施主 次玉屋七兵衛 早野順左エ門 渡辺伝七 久留米施主 吉田 広津屋源左ェ門 長松左平 伐木屋海助 七丁目修治 宇賀屋佐七 半左エ門
(正面)奉寄進 (右) 愛宕神社 (同下)堀田 云蔵 寛政十一己未年 佐田 多仁 四月吉日(一七九九) 井上 庄助 鹿子嶋清吉 (同下)田中 幸吉 広囗 囗平 稲益 谷八 古賀 乙吉 下川 伸助 倉重 仮作 本村 万蔵 本田門之囗 村田 郡平 牧 庄吉 井上 千吉 囗博右衛門 姫野 巧次 中野 家助 森尾 左平 庄野 広次 永留 千吉 天野 吉蔵 西 延七 山内文右衛門 野村八百吉 田中 源作 藤島 文蔵 野田 軍次 稲益 和作
(同下) 眼心流 宕永小平太尚道 門弟
(左下)佐々木次良 (後下)伊藤 甚作 佐藤 為助 吉武 囗囗 岩永 萬次 樋口 次囗 村塚 和助 井上三右エ門 森山 恵吉 古賀 全蔵 囗山 並吉 本村 竜作 天野 須吉 今村 万平 依田 左吉 野村 囗囗 井上 舛吉 久富 囗八 欣江藤右衛門 増崎 博七 埓 囗囗門 岩永 三囗 囗囗 砂次 生囗囗囗囗 庄田 囗吉 中熊 友助
(正面)奉寄進 (同下)田中 蔵八 樋口 広吉 石橋 用助 樋口 源囗 冨田 源八 猿渡 寄助 古賀 寅 大石甚エ門 梅益 常八 海保 体吉 平川左エ門 古賀 千助 野田 勇蔵 石川 寿作
一、金参円 江頭 辰次 林 早太 水田 嘉市 光行茂太郎 松本丑之助 草場久太郎 一、金弐円 八女郡川崎村山内 古賀囗四郎 龍頭 梅吉 原武 佐蔵 森田 久繁 青野 倉吉 野瀬浅次郎 伊藤 五郎 清田 大作 丸山 徳蔵 西村 万吉 青柳 仙吉 一、金壱円五拾銭 山川村 坂本 為作 千本杉 幸田 兼吉 千本杉 平野内蔵吉 行武 平吉 秋永 囗吉 松延芳太郎 野瀬 文平 松本丑太郎 近藤 宗市 里村 末吉 山田 安雄 一、金壱円 久留米市呉服町 田中 勝次 合川町 荒木 良作 猪田 政次 鐘ヶ江善蔵 堺 恒七 中嶋 善蔵 堺 囗吉 平田竹次郎 森 敬敏 藤崎 初次 一、金七拾五圓 競馬世話人 村岡 大作 平田 夘七 草場久次郎 森田政次郎 平田 茂七 青柳 囗次 井上 茂吉 大坪 儀平 古賀 典平 青柳増次郎 大渕 夘吉 柏原 儀助 江頭 末吉 池田半兵衛
(後) 寛政十一巳未年 田中 称吉 平嶋 茂別 四月吉日 田中 用作 井口 寿吉 (一七九九) 伊藤八百吉 福田 善次 森 次作 赤目 久蔵 大崎 称作 荒木 十蔵 大囗囗囗囗 佐野庄三郎 上野 作吉
(右)石燈 享和三発亥歳二月吉日 (一八〇三) 奉寄進 楢原 佐七 石燈 享保二年三月吉祥日 (一七一七) 奉寄進 中町 角 傅三郎
文政元戊寅年 九月吉日 (一八一八) 番僧圓代 施主石坂連中 運央従神代 高良山中 磨夫 米屋吉兵衛 世話人 鰯屋文右衛門 石工 江藤傅兵衛吉満
(惣持院跡) 主番僧 定向 世話人 應囗忠治郎 萬 囗囗囗 石工 秦育蔵則薫
(惣持院跡) (正面)天保三辰年 奉寄進 二月吉日 (右) 対主了囗 (左) 岩永門
(惣持院跡) @世話人 通町六丁目喜作 A福嶋屋 作兵衛 B同高良内西村世話人 八拾目 幸右衛門
(惣持院跡) @府中囗 庄屋 佐田 慶助 A 同 星野屋 太次郎 B 同 萬屋 市次郎 C国分村 河原組 D同 不明 E同 泉村世話人 六拾目 次平 F 城崎 嘉作 森久右衛門 堤 種吉 G 森山 嘉助 酒屋 龍蔵 H上妻郡祈祷院村紙屋内 奉寄進 森山 伊吉 森山 利助
下水盤の銘 奉寄進 文化二乙丑年(一八〇四) 季春十九日 願主 梅枝 右奥隅の小石柱 一地所壹畝観世音講
所在地 愛宕神社石段より宗崎への山道
配置図 |
「ベイシラマンダヤ」 |
「イー」 |
「カーンマーン」 |
(裏) 昭和四十三年十一月二十八日改装 高良内村字川原 古賀徳次郎 御井町矢取 田中 久子
岩不動 |
(正面)寛政十一己未七月六日 荒川三太夫 施主 同人妻 (裏)長ノ村石工棟梁 池田□□ 庸永
(裏)田中 久子 米田仁□□ 仝 ツイ
(正面) 不働明王 (右) 願主良圓 福嶌 境屋 施主 月参講中 (左) 奉寄進石殿一宇 文化十四丁丑年 三月吉祥日
@アミダニョライ H十一面 高良内 清楽 古賀常次郎 山下イソノ 母 Iミロクボサツ Aセイシボサツ 米田 ツイ 米田仁五郎 J文字不明 Bヤクシ如末 K大正二年一月 吉瀬 シン 御井町 Cモンジボサツ 田中 スエ 米田 ツイ DEFG 文字不明
@大正二年一月 C御井町矢取 御井町 田中久子 田中 久子 D大正二年一月 A文字不明 御井町 Bシャカ如来 田中久子 米田□□郎
(正面)大正五年 一月吉日 奉 納 御井町 上村幾太郎
(正面)奉寄進 大正八年六月吉日 世話人 塚本熊七 (台座)寄附人名 金壱円宛 坂本夘三郎 里村 末吉 内藤 久吉 北原常太郎 松本 源松 堤 元吉 上野 作次 青柳 万吉 豊福巳之吉 松本丑之助 西村 万吉 誓田 淺吉 松本丑太郎 草場久太郎
@ 愛宕山岩不動 願主良圓 E奉寄進 A 長崎屋源兵衛 F 米屋吉兵衛 B 時鐘屋松兵衛 G 時鐘屋藤八 C 米屋金兵衛 H 戸板屋鉄次 D奉寄進 I 文化十三丙年 子四月穀旦
金弐円宛 山形 仁 塚本 熊七 森光 茂市 池田貞次郎 水田 嘉市 古賀七太郎 堤 丑太郎 上村育太郎 上村幾太郎 山田 安雄 光行茂太郎 古賀 利平 山田 安雄 山下 熊蔵 世話人 塚本 熊七 大正八年六月吉日
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