明治維新以降、近代国家として歩み始めた
日本は、さまざまな制度を定めていった。
地方制度も次第に定められ、
明治二十一年四月十七日、市制、
町村制が施行された。
福岡県では翌二十二年に「本年四月一日ヨリ
町村ノ区域名称及町村役場位置、別冊之通
相定メ、内務大臣ノ指揮ニ依リ、
明治二十一年法律第一号町村制ヲ施行ス」
という福岡県令第四十三号を出した。
これにもとづき、福岡県上妻郡矢部村と 同郡北矢部村が合併して矢部村となり、 さらに明治二十九年郡の廃置統合により 福岡県八女郡矢部村となった。
旧村名 | 田 | 畑 | 宅地 | 池沼 | 山林 | 原野 | 雑種地 | 合計 | 人口 | 戸数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
矢部村 | − 41 |
- 14 |
- 6 |
- - |
- 797 |
- - |
36 - |
36 859 |
1324 |
218 |
北矢部村 | - 76 |
- 35 |
- 10 |
- - |
- 1708 |
- 2 |
52 1 |
52 1833 |
2165 |
400 |
計 | - 27 |
- 49 |
- 17 |
- - |
- 2505 |
- 2 |
89 1 |
89 2693 |
3489 |
618 |